どうやらワタシが水浴びをしたり、唯一生水をそのまま飲んだりしたのはインダス川上流らしい気がしてきた。いつか調べよう。
2008/08/22
2008/08/18
パキスタンのものの値段
バックパッカーでもない、観光旅行でもない、結婚式お呼ばれの海越え版としての旅ということで、あまりにもゲストとして訪問しすぎてしまったので、あっちにいる間に自分で金を払ってものを買うというコト自体ほぼ皆無だった。
今思うとどっちがよかったのかは不明だが、「郷に入っては郷に従ってみよう」的なコンセプトにしたので、民族衣装を身にまとい、とはいえ、イスラム圏内にいる土地にも文化にも不案内なオンナだったりするワケで、一人で財布握ってずかずか買い物…はする気にもならずw
洋服を着続けて外国人然としていればラクではあったかも(そういう西洋人女性バックパッカーには何度か観光地ですれ違った)。 でもそれだと見れなかったトコをいっぱい見れたとは思ってる。
まぁ、そんなワケであちらでの物価とかナントカ、全く判らず仕舞いなワケだが、把握してるほんの僅かの値段(しかも当時の日本円換算しか覚えてない)について、記憶だけでも未だに色々考える。
- 350ml のコーラ1本が確か8円くらい。
- 前半に泊まった三ツ星だか四ツ星ランクのそこそこまともなホテル@ラホールは1泊3000円だったか」3500円だったか。
- 中盤の国内の観光(避暑)地マリーで泊まったひどいホテル1泊500円
- マリーで買った毛皮のコート(たぶんウサちゃん)3000円
日本でも宿代なんてピンキリなわけだけど、3000幾らの宿はそれでも海外有名ホテルチェーンには及ばない、中の上くらいかな。まぁ、似非ラグジュアリー感はあったけどw
一般人でも普段から飲んでそうだったコカ・コーラ(って言っても国内の飲料よりはお高めなのかな?よくわからん)の値段を基準に考えると、3000円って既に法外な値段な気がするんだけどどうなんだろうか。
ちなみに3000円のホテルはルームサービスあり、ホテル内レストランあり、ルームキーパーあり、クリーニングあり、手持ちの簡易ウォシュレットもどきあり(世間一般のデフォルトは壷ですから)、トイレットペーパー補充あり(とはいえ世間一般は壷で事足りてる世界なので補充の切実さには無理解で、時々忘れられる)。500円の安宿はユニットバスという名のバケツと水道と穴の開いた床だけの小部屋と染みだらけのシーツなしマットレスのベッドでしたw
それでもバックパッカーな人からしたらヌルいって鼻で笑われるのに充分なまともな部屋なんだろう。
2008/08/17
ラホールの路地を通り過ぎる水牛
このブログ作るとき脳内に浮かんでた思ひ出イメージ&音は水牛。
路地の住宅街、人んチの玄関前でぼーっとしていると遠くから地鳴りがし出した。いや、ホント、車一台分くらいの細い路地。地鳴りがだんだん近づいてくる。そもそも何の音かとわからずにいると、突然「チェロ!チェロ!」の怒号。 (チェロ= Go だか Leave だか。南亜細亜にいるとよく聞く頻出単語)
チェロってったって何?どこに?とオロオロしつつも周りを見ると、みんな慌てて建物の壁にぺったり張り付いてる。でもって地鳴りの主ももうあっちの方に見えてきた。 なるほど、ワタシも張り付くよ、壁に。
ものすごい土煙(路地なんてまともに舗装されてない茶色いでこぼこ道なので)をあげた地鳴りの主は茶色い牛。
牛って行ってもだんだん近づくその姿を見ると、あっちでありがちな家畜の牛より横幅もあるし黒いし、何より頭の両脇から太くて鋭い角がついてる。ヌーだかバッファローだかそんな形状。 曲がりなりにも住宅地の一角なのにどっから来るんだよ、あんなの。刺さったら即死だしあたっても瀕死だよ、あれ。
あんまりのコトに超びびりながら皆さんと共にヤツが通り過ぎるのを、壁に張り付きながらじっと待つ。通過なんて時間にするとほんの十数秒なんだろうけど、すげー長く感じた。間近で聞くドドドドドの音と振動が一体になった時の空気の震え方と言ったら…。
ちゃんと覚えてないけど、後から「よく」ではないけど「たまに」あるらしいと聞いた気がする。水牛のドドドドド。
2008/08/16
ラホール空港のトイレ
ラホール国際空港に着いてすぐトイレに入った。
いきなりびっくり。手洗い場の脇の床でシャルワルカミースのかなり色の黒めなおばさんがゴザ敷いて寝そべってて、入ってきたワタシに手を差し出して何か言ってくる。
空港にホームレス?というか、とにかく予期せぬ出来事にびっくりしつつも個室に入ると紙がない。印度同様水洗いが基本の国なのでトイレットペーパーが標準装備でないことは事前に知ってたけど空港までもが!
日本から持ってきたトイレットペーパーはスーツケース、困った、とばぁさんの座ってる個室の外に出て改めてばぁさんを見ると、トイレットペーパーを持ってるではないか。トイレットペーパー売り(トイレ内常駐)だったワケか。
でも来てすぐだし、手持ちの金もないので結局外に出て、スーツケースを受け取り、トイレットペーパー持参でトイレに戻った。ごめんな、ばぁちゃん。
これが南亜細亜トイレの洗礼でした。 (って、こんなに ping.fm 経由で送信出来るのか?) (出来ませんでした。)
2008/08/15
日本:夏
十数年前の夏のパキスタン滞在では衛星放送の見られる場所自体が少なかった中、見れるときは毎日ぼんやりと天気予報を眺めてた。
トーキョー28度、香港32度、ニューヨーク26度、イギリス19度……ムンバイ34度、カラチ36度…
自分がその時いる南亜細亜の夏の気温と東京や他の国との気温の差にびっくりして、「バカじゃないの?なんでみんなこんな国で生活してるの?」なんて思ったものだが、年々東京の夏の予想気温はあの頃のパキスタンと大差なくなってる気がする。
同じ気温なら湿度の低いパキスタンの方が日陰の恵みは大きかったと記憶してる。そのかわり、勿論冷房なんてロクにないけど。
試しに携帯からpタグ入れて送信してみる。
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やっぱタグは困ったことになってたw