201401250148
某所で拙い原稿を定期的に書くようになって以来、ときおり言われるのが「ネタのストックしとくといいよ」だ。確かに大抵、締め切りが近づいてくると、書くコトがなくて白目を剥いている。ストックが適温で保存されてて、それを適宜取り出して調理出来るのならそれはよいだろう。
そういう意味では、どうもおいらは料理下手と言わざるを得ない気がする。
まずは、前々から何度もボヤいてるとおりで、大抵の思いつきは、慌ててしまい込む以前に霧散しております。とはいえ、定期的に文字を書くようになってからは意外と、多少のストックは捕まえてはしまい込んではいるのです。
いるのですが、どうも出し時がピンと来ないコトが多い。かくいう今も、我が冷蔵庫のようなテキストファイルをしばし眺め、結局白紙のエディタに、まさにこんな内容を書いてるわけです。
なんででしょうね。話題としての鮮度がもうダメになってしまって捨てる、であればまだわかるのですが、そうでもないけど、アレも、コレも、なんか今料理するべきものではない、みたいな。
気分は勿論、結構大きい要素だと思います。ドン暗い時におもしろ話題なんて料理できませんしね。洋服だって、その時の気分にぴったりなお洋服じゃなきゃ着る気にならないじゃないですか。ネタを収集した時と書く時で、気持ちの一致が必要になってしまう。
あと、今ふと感じたのは、話題として旬か否か、の鮮度とは別軸で、勢いってあるんだと思うんですよね。たわいないけど、勢いで書いたんであればそのまま載せちゃうであろう話題。「カッとなってやった。でも反省してない。」みたいなヤツ。
でも、あとから改めて書こうとか思っても、筆が進まない、なんて感じの微妙な、しまい込んじゃよろしくない系のネタってのもある気がします。
そんなのばっかり仕舞いこんでるからダメなのかもなぁ。
逆に、片手間に調理が出来ない質のネタもある気はする。そういうのをしっかりきっちり下調べや検証しながら書けたら満足出来そうだけど、なかなかどうして。
ていうか、なんでそんなどうでもいい、持てあましたようなネタの話を延々書いてるんだおいらは、つまらん。
これまたおかしなもんで、即興で書きたい内容も実は色々とあるはずなんですよ。ストック未満で頭の中によく浮かんでくる思考とか。そういうのに限っていつまで経っても書かない。出し惜しみしてるつもりもないんだけど、これも勢い波長マターなのかな。
なんだかいつまで経っても、どんなにここを文字で埋め尽くしても、おいらの脳内の言語化にはほど遠いものなんだな。(そりゃそうだ。)
さて、明日はさいたまのアーンドラプラデシュに向わねばならないので、少しは早めに寝る方向に向おう。るるるるる。(すぐじゃないけど。)