エゲレスはスットコランドのDumfries & Gallowayという特に観光スポットもないこの辺鄙な地、一時期何度か滞在する機会がありまして、特にこのA76という田舎幹線道路は恐らく最もよく利用した道だと思います。
こんな僻地でも大英帝国の一部なだけあって既にストビューかなり完備なんですね…ってまぁ、Aで始まる道路は日本で言うRで始まる「国道」だったような記憶なのでやって然るべき…なのかな、しつこいようだけどかなり僻地なんだけど。
この地域の中心部外れたあたりから黙々と北上してったんだけど、早々から登場しちゃう羊さん。いいねいいね、そういうの待ってたの。
牛もおった。誰も牛がいてもイマイチ喜びませんねw
今日は出会わなかったけど、この地域には地名と同じ名前のついたギャロウェイ種って牛もいます。体もデカくて角も立派で毛がもっふもふしたヤツで、滞在中、ヤツらの雄がいきなり角突き合わせて喧嘩を始めた時は10数メートルの距離のある所にいたけどすごい迫力でした。
上半身?がボンヤリ薄汚いのもいる。稀に黒い顔の羊っていうのがいるんですが、こいつぁちょっと違う。黒い顔の羊に会うとちょっと得した気分になる。
ていうか、ストビューカー、いきなり給油…?それとも後続車のやり過ごしだったのかしら。この辺りじゃ車に出くわすコトも多くはないけど、その分かえって皆さん普段から飛ばしてますからね。
珍しく群れずに二頭だけ。
更に群れてる。…ん?真ん中のキミ?
やっぱり黒い顔!
牛飛びだし注意的な標識もある。
というワケで、車だったら20分とかだったかな、な距離を延々2時間ちょいもウロウロして疲れたので終了。多少脇道逸れたりもしたせいもあるんだけど。
しかしスットコランドに限らず、イギリス全土でいつも思うのは、このストビューも木々の様子からすると冬っぽいですが、ほら、道の脇とか!冬でも地に生える草の色が無駄に緑なんですよね。日本の草と比べると彩度高すぎる。おかしい。
ウチは旦那タソが道産子で、東京出てきた時に思ったのは「東京は街と街に明確な境界がない。おかしい。」だった、と、裏の家から別の市という地図じゃないと見えない境界線付きの家で育ったワタシに未だによく言うのですが、そういえばスットコランドも確かに境界がありますね。街と街の境界、っていうより野っ原の間にささやかな人の暮らす小さな街がぽつんぽつん。ストビューでもその辺すごくよくわかりました。
スットコランド、今度はもっと羊率も野っ原率も高そうなハイランドの方をストビューで眺めてみよう。でも、自分が訪れた所を眺めるような思い入れがないとちょっとつまんないかもな。パキスタンとかも見れたらいいのに、無理だろうけど。あー、全世界ストビュー化出来ればいいのにね。