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2014/01/19

ザイリュウとイミンと

201401190154

いささか場違い感を纏いつつ、某所にてビザ周りのお勉強をして参りました。大まかな骨格についてのお話、というコトで、導入の知識を得るにはうってつけだった気がします。

一番「なるほど」感があったのはタイトルのとおり。

日本て在留制度だけど、欧米を代表とする移民制度との決定的な違いって知ってるようで知らなかった。一昨年あたりに大幅改正はあったものの、日本ではずっと在留管理制度なので、実質日本に「移民」は存在しないんですよね。遠い昔に日本人が移民として流出した時期はあっても。

で、在留管理制度っていうのは、在留を(殆どの場合、期限付きで)「許可する」という、いささか上からな意味合いを持つ資格なんですね。何かあったら、それが例え永住資格だったとしても奪うことが出来てしまう。

翻って、移民制度のある国って、きちんとした法的手続きを経てやってきた移民は、その土地に暮らす、期限の定めもない「権利」が与えられる。その時点で、何かがあった際にお国の胸先三寸で暮らす権利を奪われて追い出される、というコトは基本的にないそうです。

あれれ、ネットで移民の国外退去、みたいなニュースなかったっけ? とざっくりググってみたけど、不法移民の「不法」を端折ってる記事が多いのかな。しっかり見てないし眠たいのでテキトウこいてるかもしれませんが、報道記事で肝心なキーワード端折るのは誤認を煽りそうで危なっかしいですね。

移民について、もうちょっぴりだけ深掘りすると、移民制度があって、さらに市民権を持ってたり持ってなかったりって、厳密には選挙権とかその辺りの違いのようですが、国によっては実質、ほぼ国籍と同等なニュアンスもあるようですね。

なので、そういった国をあたりまえだと思っている異国の方が、日本に在留しようとすると、日本のガラパゴった在留管理制度への理解は難儀するようです。長くなるので詳細は追いとくけど、日本には「入国」や「上陸」の厳密な違いもあるそうです。

ついでに、一般的にビザというと、査証と在留資格をひっくるめた俗称みたいなニュアンスで使ってるコトが多いけど、「査証=在留資格=ビザ」な国と「査証+在留資格=ビザ」な国があるそうで、日本は後者なのですって。ややこしい!

話が逸れましたが、要するに、外国人が日本で暮らす「権利」を得るには、生まれた時の国籍を捨てて、日本国籍を取るしかないわけです。それって、自分に置きかえたらどうだろう。

仮においらが異国に移り住むとして、そこが移民制度のある国だったら、余程の事情でもない限りは、おいらは日本国籍保持したまま移民として生涯を終えるんじゃないかと思います。大分若いうちだったら別の判断に至るかもしれないけど。

じゃあ、移民制度のない国だったら…? たらればなので、実際どうなるのかは国や状況で大分違うと思うけど、どの国だったとしても、まずは別の在留資格を模索する……のが普通だよな。そうすると思う。国籍手放す、という選択って、最後の最後までは取っておくでしょうね。

なんだろう、国籍って、おいらにとっては、家族や出生地や性別や身体的特徴同様、嫌いな部分も愛着のある部分もひっくるめて、選択の余地なく、生まれながらにくっついてきた自分固有のアイデンティティ……の付帯情報、みたいな感じかな。

そういうのって、わざわざ捨てる方が意外と大仕事、かも。主に精神的に。特に執着はないけど、積極的に捨てたい、と思ってないのに捨てるべきモノかというと、上手く言えないけど微妙に違う感じ。

日本人的な低い鼻だったとして、それが仮に多少の非モテ要素だとしても、整形しないまま生涯を終える、のと同列、というか。そうやって考えたら、積極的にプチ整形する派もいるでしょうから、そちらを否定はしません。というか、そういう選択自体、個々人の自由意思だと思うし。

なんか東亜細亜同士の罵りあいで、帰化したら仲間と見做してナントカ、とか、日本人になるなら聞く耳持ってやって云々、とかを一方的に言ってるのをたまに見かけます。

そういうコト言う人たちは、なったらなったで「帰化民」というラベルを用意して待ち構えてて、要するに、どう頑張っても同化を受け入れるつもりはない気がするんだけど、他人の人生に無駄カジュアルに深く首突っ込んでる自覚は……ないんだろうな。

本気で同化したいならスタートレックのボーグを見習った方がいいと思うんだわ。

"We are the Borg. You will be assimilated. Resistance is futile."
「我々はボーグだ。お前たちは同化される。抵抗は無意味だ」

あっ、やだ、決まり文句とは別だけどボーグ、つったらこのシーンは溜まらんちん。

やっばい、ニヤニヤしてきた。このロキュータスなピカード艦長のEP前後編二本立て、また通して眺めたい。